【2026年版】iDeCo節税シミュレーション完全ガイド|年収別の節税額と掛金上限早見表
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山田ツール編集部目次
TL;DR
- iDeCoの掛金は全額所得控除→ 年収500万円で月2万円なら年約5万円節税
- 掛金上限は職業によって異なる(会社員:月1.2〜2.3万円、自営業:月6.8万円)
- 運用益も非課税(通常は20.315%課税)
- 受取時は退職所得控除または公的年金等控除を活用
iDeCoの3つの税制優遇
1. 積立時:掛金全額が所得控除
毎月の掛金が全額「小規模企業共済等掛金控除」として所得から差し引かれます。
節税効果の例(年収500万円・月2万円積立の場合):
- 年間掛金:24万円
- 所得税の節税(税率10%):24万円 × 10% = 2.4万円
- 住民税の節税(税率10%):24万円 × 10% = 2.4万円
- 年間節税額合計:約4.8万円
2. 運用時:運用益が非課税
通常、投資信託等の利益には20.315%の税金がかかりますが、iDeCo口座内では非課税。
3. 受取時:大きな控除が使える
- 一時金として受け取る場合:退職所得控除
- 年金として受け取る場合:公的年金等控除
掛金の上限額(職業別・2026年)
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| 職業 | 月額上限 | 年額上限 |
|---|---|---|
| 自営業・フリーランス(国民年金1号) | 68,000円 | 816,000円 |
| 専業主婦・夫(国民年金3号) | 23,000円 | 276,000円 |
| 会社員(企業年金なし) | 23,000円 | 276,000円 |
| 会社員(企業型DC加入) | 20,000円 | 240,000円 |
| 会社員(確定給付型年金あり) | 12,000円 | 144,000円 |
| 公務員 | 12,000円 | 144,000円 |
年収別・節税額シミュレーション(2026年)
会社員(月2.3万円・年27.6万円積立の場合)
| 年収 | 所得税率 | 所得税節税 | 住民税節税 | 年間節税合計 |
|---|---|---|---|---|
| 300万円 | 5% | 約1.4万円 | 約2.8万円 | 約4.2万円 |
| 400万円 | 10% | 約2.8万円 | 約2.8万円 | 約5.5万円 |
| 500万円 | 10% | 約2.8万円 | 約2.8万円 | 約5.5万円 |
| 600万円 | 20% | 約5.5万円 | 約2.8万円 | 約8.3万円 |
| 700万円 | 20% | 約5.5万円 | 約2.8万円 | 約8.3万円 |
| 800万円 | 23% | 約6.3万円 | 約2.8万円 | 約9.1万円 |
| 1,000万円 | 33% | 約9.1万円 | 約2.8万円 | 約11.9万円 |
自営業者(月6.8万円・年81.6万円積立の場合)
| 年収(所得) | 所得税率 | 年間節税合計(概算) |
|---|---|---|
| 300万円 | 10% | 約16万円 |
| 500万円 | 20% | 約24万円 |
| 700万円 | 23% | 約28万円 |
| 1,000万円 | 33% | 約35万円 |
受取時の税金シミュレーション
退職所得控除(一時金受取の場合):
| 加入年数 | 退職所得控除額 |
|---|---|
| 10年 | 400万円 |
| 20年 | 800万円 |
| 30年 | 1,500万円(800万円+70万円×10年) |
| 40年 | 2,200万円 |
例:30年間月2万円積立(元本720万円)+運用益300万円=1,020万円 → 退職所得控除1,500万円内なので受取時の税金は0円
iDeCoが向く人・向かない人
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向く人:
- 老後資金を確実に積み立てたい方
- 所得税率が高い(年収600万円以上)方
- 自営業・フリーランス(掛金上限が大きい)
注意が必要な人:
- 60歳まで資金が必要になる可能性がある方(原則引き出し不可)
- 住民税非課税世帯(所得控除の恩恵が少ない)
- 転職・退職後の手続き管理が面倒に感じる方
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よくあるご質問
iDeCoはいくらから始められる?
月額5,000円から始められます。1,000円単位で設定でき、掛金額は年1回変更可能です。
iDeCoと新NISAはどちらが優先?
iDeCoは所得控除で確実に節税できるため、所得税率が高い方(年収600万円以上)はiDeCoを優先するのが有利です。ただしiDeCoは60歳まで引き出せないため、中期で使う可能性があるお金はNISAで運用する方が柔軟です。
会社員がiDeCoに加入する際の手続きは?
金融機関(証券会社・銀行)でiDeCo口座を開設し、会社の総務・人事部門に「事業主の証明書」を記載してもらいます。口座開設後、毎月の掛金が給与から天引きされる仕組みではなく、口座振替で積み立てられます。
iDeCoの口座管理手数料はかかる?
国民年金基金連合会への手数料(月105円)と信託銀行への手数料(月66円)が毎月かかります。金融機関によっては口座管理手数料(0〜月440円程度)も別途発生するため、手数料無料の金融機関を選ぶのがおすすめです。
転職や退職した場合iDeCoはどうなる?
転職先の企業年金の状況に応じて掛金上限額が変わります。退職して自営業になった場合は月68,000円まで拡大されます。口座自体は維持されるため積立は継続できますが、手続き変更が必要です。
